こちらの記事では、Excelマクロ・VBA初心者が陥りがちな疑問「マクロとは？」「VBAとは？」「マクロとVBAの違いは？」「VBEとは？」について、図解を交えて簡単に解説しています。
マクロとは？
マクロとは、プログラムされた処理をクリック1つで自動で行うことができるツールのことを指します。
Excelでできるほぼ全ての動作は、マクロとして保存・実行することができます。
何度も行う必要がある処理をマクロとして保存しておくことで、クリック1つで処理が可能になります。
VBAとは？
一方VBAとは、マクロを作るためのプログラミング言語です。
マクロの中身に当たる部分であり、VBAの記述内容に沿って、マクロの処理が行われます。
つまり、マクロを作成・活用するためには、VBAを読める・書けることが必要になります。
Visual Basic for Applicationの頭文字を取ったもので、読み方はそのまま「ヴイビーエー」です。
VBEとは？
また、VBAに似た言葉にVBE(Visual Basic Editor)というものがあります。
VBEとは、VBAを記述するためのエディタ、いわばメモ帳のようなものです。
VBAとVBEの一方はプログラミング言語、もう一方はそのエディタ、とはっきりと異なるものです。
まとめ：マクロ・VBA・VBEの関係は、図解するとこう！
以上をまとめると、それぞれの定義は以下のようになります。
特にマクロとVBAは意味が混同しやすいので、両者の違いはしっかり理解しておきましょう。
- マクロ：VBAで書かれた、一連の処理を行うツール
- VBA ：プログラミング言語
- VBE ：VBAを記述するためのエディタ
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